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2009年01月29日

■ ニック・フライって、結局何者なの?

先日、某J氏と久々にニック・フライの話しをした。


『 ニックってさ、結局何者だったわけ? 』


って処に帰結するんだけど、本当に何者なんだろう、アノ人は。

HRF1の社長。
HRF1は、言わずと知れた ” Honda Racing F1 ” の略。Hondaの名を冠した会社の代表、なんだよな。

某J氏とも話してたんだけど、結局HONDAは ” HRF1の単なるスポンサー ” でしかなかった、としか言い様が無い。
現状を鑑みるに、HONDAがF1から撤退を表明した、ってのは ” HONDAがHRF1のスポンサーから撤退した ” としか、理解できない。

HONDAは既にF1には居ない筈なのに、HONDAの名を冠したチームは残っていて、3月一杯まではチームの運営資金はHONDAから支払われることになっている。


なんじゃぁそりゃ、だ。





ちょっと、マクラーレンに置き換えてみる。

メルセデスから技術的にも資金的にも多大な支援を受けているにも係わらず、ロン・デニスが資金を湯水のように使ったワリに、結果が全く伴わなかったとする。

そんな状態が何年も続けば、自ずとメルセデスの上層部は 『 何やってんだ 』 って怒り出す。
( 実際マクラーレンとメルセデスにも少なからずそんな緊張状態があった )

それでも結果が出なければ、当然メルセデスはデニス代表に対して責任を取るように要求するだろうし、ましてやマクラーレンがF1撤退、なんてことになれば、必ずロン・デニスも責任を取るはずだ。
代表として、当然のことである。


で、ニック・フライに話を戻す。
メルセデスがホンダで、デニスがニックである。
どう考えても、オカシイのである。

色んな媒体でも取り上げられているが、どう考えてもニック・フライに対するホンダの処遇は変だ。

何年にも亘ってホンダから湯水の如く資金を提供され、最新鋭の設備を投資されていたにも係わらず、存知の通りのテイタラク振り。
この次点で、引責辞任を迫っても何ら不思議では無いのだけれど、そんな気配は微塵も無かった。

それどころか、ホンダ本社はニックを全面的に支持するようなコメントを常に発信していたし、ニックがやることに一切苦言を呈したことも無かった。

ここが、最大のミステリーである。

HONDA F1が撤退する羽目になったのも、ニック・フライの責任に拠るところが非常に大きいと誰もが思っているのに、当の本人たちは全くそんな素振りさえ見せない。
ニックに至っては ” 自分はタダの仲介人 ” みたいな事を口走っているが、何でそんな事で済まされているのか、真剣に理解に苦しむ。

本来、HONDAはファンに対して、その辺りをキッチリ説明する責任があると思う。
本当に心からHONDAのF1活動を応援してきたのに、たった一人の ( 若しくはその一人を取り巻く人たち ) 人間のせいで、その総てが水泡に帰したワケだ。

なぜニックに全権を与え、大切な資金の無駄遣いに口を出さず、言われるがままにインフラを整備し、好き勝手にやらせておきながら結果が全く出なくとも何も言わないのか。

ファンがそんなことで、納得していると思っているのだろうか。
世界的金融危機に端を発する大不況に、すべての責任を転嫁したつもりだろうが。

こんな酷いやり方をしておいて 『 いや、時代は次世代の車を求めている、環境に対応しなければならないから今回の決断もやむなしなのです 』 みたいな事を言われても、全く共感できない。

最新鋭の水素自動車を自慢げに見せられても、プリウスよりも安い最新のハイブリッドカーを出しました!なんて言われても、ホンダに対する最悪のイメージが先に立ってしまって、何も素直に受け入れることは出来ない。

ホンダは、レース活動の縮小についてのコメントで 『 MotoGPについては、撤退すると商品開発・販売にダイレクトに響くから撤退しない 』 と明言している。

F1は?その他のカテゴリは?馬鹿にするのもいい加減にしてね?って感じである。



昨日のトーチューに、ニックについての記事が出ていた。
まさかね、そんなことまでねぇ、、、と思っていた事が、ココまで来ると 『 本当にそうなのかもしれない 』 って思えるようになってきた。ってか、むしろそうなんじゃないか?って確信に変わりつつある。


本当は転載なんてダメなんだけど、本当に申し訳ないけど、今回だけ転載させてもらう。

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 一向に決まらないホンダ・レーシングF1チーム(HRF1)の売却先。ニック・フライCEO(52)によれば、今月いっぱいの“期限”をさらに延期することも可能だとしているが、なかなか決まらない裏には何があるのだろう。カミュが探る。(パトリック・カミュ=フランス・オートエブド誌記者)

       ◇     ◇     ◇

 ニック・フライCEOによると、HRF1を買収する候補者は12ほどもいたはずだ。しかし奇妙なことにどの候補からのオファーも彼の気には入らない様子である。BARのチーム代表を務めたデビッド・リチャーズさえ早々に候補のリストから姿を消した。

 我々の得た情報をまとめると、すでに2年近く前から存在した“仮定”が現実味を帯びつつある。フライがチームを自分のものにしようとしている、といううわさだ。

 計算は簡単だ。3月末まで、チームのスタッフの給料も予算もホンダに保証されている。そして09年マシンの実物を製作していない現時点では、その予算の90%が節約されている。エンジンがホンダV8からメルセデスV8に変わっても、新ルールのフロント/リアウイングを採用しても高額の資金がかかるわけではない。08年実績によるF1管理会社(FOM)の分配金も5000万ドル(約44億8000万円)近く入ってくる。チームの設備や知的財産権については“売却”とはかたちだけで、ほとんど無償で新しいオーナーが譲り受けることになる。また、今回の撤退はホンダからの一方的な契約破棄にあたるため、非常に高額の給料を受け取ってきたメンバーたちを含め、スタッフには違約金としてホンダから総額5000万ドル以上が支払われる。

 チームを譲り受け、人員を削減して1年間ビジネスを続けていくのは難しくはない。その間にスポンサーを見つけるか、それができなければ売却すればいいのだ。あるいは世界経済の情勢が好転しなければ、今度は本当にチームを消滅させればいい。その間に私腹を肥やす人間も何人かいるだろう。「ファクトリーではチーム継続に対する見通しがだんだん暗くなっている」と悲痛な声が聞こえてくる。「事態がうまく着地するだろうという期待も何人かの人間の誠実さに対する信頼もどんどん薄れている」

 フライがHRF1買収を画策しているとすれば、それが英国の法に触れても触れなくても、第3者の財産(HRF1)売却を任された者が同時に買い手を演じるとは信じられない話だ。

 一部英国プレスにとって“好感の持てる”フライによる買収に、ホンダは好意的であってはならない。第1に、今まで何年も巨額の資金を使いながら失敗を重ねてきたフライが限られた予算で成功できるはずがない。第2に、ホンダは無償でチームを譲るなら、今後3年間のしっかりとした運営資金の保証を要求しなければならない。過去に、フォードがレッドブルに対して行ったように。

 そうした保証がなくチームを譲ってしまった場合、ホンダはHRF1が再度、消滅するリスクを負う。その場合、元従業員や下請けや関連企業に対しても明確な説明ができないことになる。それはホンダにとって4度目のスキャンダルとなりかねない。

 ひとつ目のスキャンダルはスーパーアグリを消滅させてしまったこと。ふたつ目は佐藤琢磨のシートを救わなかったこと。3つ目はホンダ自らの撤退だ。「自分たちの評判を危険にさらすより、ホンダは恐らくチームを完全に閉鎖したいと思っているのかもしれない」とライバル・チームのボスは言う。「たとえそのために多額の支払いが生じてもチームを引き継ぐ人間がまっとうな仕事を行わなかった場合、代償はもっと大きくなる。ここ数年HRF1がやってきたことのおかげで、すでに日本のファンの間でイメージが非常に悪化しているのだから」

 あと何日かで、こうした予測は現実となるのか、あるいは事態が逆転するのか。エクレストンがロシアの投資家を連れてきても、ホンダが説得されるかどうかは全く確実でない。

 スーパーアグリを存続することがホンダにとっては最善の策だっただろう。最初は小さな結果でもチームはコンスタントに成長し、小額の予算で運営されていた。そのまま続ければ、栃木研究所の技術プロジェクトも、英国の支配を逃れて自由に採用されていったことだろう…それもまたフライの望まなかったことではあるが。

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まったく、この記事の内容には激しく同意である。

特に最後のくだりには・・・・・・同意というか、腹立たしいというか、悲しいというか、悔しい思いで一杯である。

特に、トーロ・ロッソのシートを巡って、バトンとHONDAの契約が琢磨クンに陰を落している事を思うと、ますます怒りがこみ上げてくる。

今SAF1が残っていたら・・・

琢磨クンも、それこそバトンも、こんな憂き目に遭っていなかっただろう。



ニック・フライ、たった一人のために、HONDAは、本当に大きな過ちを犯したと思う。



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コメント

::
結局MBOとかでニック・フライが買収する運びに
なりそうな感じですね。
何でなんでしょう。
HRF1を乗っ取られるって事をホンダさんは
どう思っているのでしょう。
元々将来の撤退を睨み、一番確実なニック・フライへの
売却を念頭に置いてチームをずっと任せていたとしか
思えないんですよね。
ファンにしたらすべて持って行かれたし潰されたとしか思えない。
悔しいとしか言えません。
もし買収されずチーム消滅なんてこと(無いとは
思いますが)になったらバトンのシートも
絡んで来るしどっちみち嫌な気持ちが残りますね。
琢磨さんのトロロッソシートが早く決まるのを
一番に考えたいです。
::はじめまして
いつもブログ拝見させてもらっています。とくに最近は琢磨君の未来が気になってついつい仕事中も拝見している毎日です。。
私もSAF1の撤退から今まで、「HONDA福井社長」と「ニックフライ」について考えて来ましたが、子供っぽく言うと「ニック君に(カツアゲ)されている福井君」って感じですよね・・・
「もう嫌だ!」って逃げ出したくなった福井社長の手段が(HONDA F1撤退)だったのではないのでしょうか?いずれにせよ、身勝手なイギリス人に物も言えず、SAF1は愚か、自分の会社のチームまで手放してしまう弱虫には撤退してもらって良かったと私は思います。そして必ず次期社長はF1に参戦してくれると思います。そう遠くはないと思いますよ!
これからもよろしくお願いいたします。
::謎ですねぇ
なぜ?どうして?ばかりです。
裏にイノ●ーターの策略があるのか?
このウニャムニャとした感覚が晴れる日は来るの?
もぅ、トランザム発動して、GNブレード両手に持って、なんでもかんでもぶった切りたい(すっかり汚染されてます)。
私としてはHONDAという絶対だったブランドが失墜したことが、、未だに残念でしょうがないです。
「ある日突然グリーンマシン」の仄々とした動画を見て、あっホンダだ(ニコニコ、あのホンダか(チッ ってのが両方あって、複雑です。
::
かむなさん
ニック・・・何故か余裕ですよねぇ・・・。
なんでだろ。

いずれにしても、ファンの対ホンダのイメージは最枠ですわなー。

ZGPさん
はじめまして!
琢磨クンの事については、もう待つしかないんで・・・ねぇ(^^;

いやぁ、”ニックにカツアゲ”って、なんかグッドですねぇ!(^^;
肉、カツアゲ・・・ウウウッ、、、(><)!

って、真面目な話し、第3期のホンダは莫大なお金をドブに捨てたようなものだと思っています。
ドブに捨てただけならばまだしも、そのドブにすてたお金が排水溝で詰まってドブが逆流し、近隣の住人の怒りをかった・・・ってな状況でしょうか。

第4期は、本当に真の意味でのHONDAとして参戦して欲しいですよね!
栃木が中心となって、丸投げではない、本当のHONDA F1として!

潜水艇さん
そ、そうかっ、、、リボンズが、裏で操ってたのか・・・そうかぁ・・・。
想いは同じです。HONDAブランドが失墜したことが、本当に残念で耐え難いです。

自分は今ビートに乗っていますが、あれは晩年の本田宗一郎さんがかかわった車なので乗っていますが、今のHONDAの車は多分買わないと思うし乗らないと思いますよ。

はやく、そんな想いが晴れる日が来るといいなぁ、、、と思いつつ、軌道エレベーターの崩壊シーンに萌え~!


::今のホンダ・・・
Newビートの出るか?って情報ありますけど、90年代当時のホンダを見る目と、今の、しかもF1参戦でオカシナ事した後の、ホンダを見る目が全く違うので・・・久しぶりにチャレンジングなプロジェクトもネェ。
::
潜水艇さん
しかも、FFだし(--;

::FF・・・
それなら普通の軽自動車じゃん><
そんなん開発するヒマがあったら・・・もう少し手ぇ入れるとこあるでしょうに。

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