2008年07月16日

■ 真夏の悪夢。

それは一昨日の事である。
茹だる様な暑さもひと段落した夕暮れ時、帰宅した私は、いつものように車庫の前に車を停めた。
家に電話を掛け、ソラに車庫の扉を開けるよう指示する。いつものルーティーンである。
車庫内の明かりが点き、扉の鍵を開けるソラのシルエットが扉の窓越しに見える。

ふと目線を下に遣ると、その扉の窓に何やら見慣れぬ影がある。
それは黒くてもぞもぞと蠢いている。まるで蟲のようだが、妙に大きい。蛾でもない、カナブンでもない。かと言って忌わしき害虫、ゴキブリでもないようだ。

目を凝らしていると、それには角が生えているように見える。脚は六本である。
ソラはその蟲に気付くと、弾かれた様に扉から離れて右往左往している。それを擦りガラス越しに見ていたのだが、そこで漸く気が付いた。その蟲は、カブト虫である。

そう云えば、車庫内に見慣れぬ匣が置いてあった事を思い出した。
その匣には黒い土が入っており、上から目の細かいネットが被せてあったはずだ。過去の記憶を手繰り寄せると、多分その匣には、私の大嫌いな蟲の幼虫が生息しているはずだった。

・・・もしや・・・

最悪の事態が頭を過ぎる。幼虫として車庫内に生息していた筈の蟲達が、一斉に成虫となり匣から逃げ出したのだとしたら・・・今頃我が家の車庫内は、夥しい数の蟲達が蠢く瘴気に覆われた腐海と化している可能性が・・・

・・・想像しただけで、気が遠のきそうである・・・。




それ以来、車庫内に入ることは禁忌となっている。




果たして腐海を焼き払い、人間の世界を手に入れる事は叶うのであろうか。
早く巨神兵を復活させねばならない。








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コメント

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蟲ではなく、YOさんの目が真っ赤なわけですね、わかりますwww
::
自然壊す、イクないっ(`×´)
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私も、クシャナ殿下!バンザーイ!です。

妻が子どもに図鑑を買ってあげようと提案。あの虫だらけの本だけは勘弁してくれって却下。
::
ナウシカ+京極夏彦ですね、分かります!

って、どんな組み合わせやねん…。
::
(´≧ω≦`)ノシ
ユパさまぁ〜!!!
::
姫姉さまがぁ〜・・・・

『クシャ!』・・・
 
::
お宝の山じゃ〜ないですか〜
東京で1匹¥1000くらいかも?
幼虫が成虫になったら
出稼ぎにきてください〜(^^)

::腐海に手を出してはならぬ(爆)
腐海は汚れた世界を浄化し、蟲たちはその腐海を守っているんです!
その腐海を、蟲たちをYOさんは、巨神兵をもって焼き払おうというのですか(>_<)!
多すぎる火は何も生みません!
腐海に手を出してはなりません!

王蟲が心を開いてくれるよう、仲良くしてくださいね(^-^*)

あ、かぶとむし・・・でしたね(^^;
::
>おやぶんさん
こうなってはもう、誰にも止められないんじゃよ、、、

>アトゥさん
腐海も腐海の蟲たちも、人が作り出した物だったのじゃよ、、、

>潜水艇さん
トルメキア中興の祖、クシャナ代王に栄光あれっ!!!

>みにかわさん
匣の中には、みっしりと・・・

>ノラねこさん
また一つ村が死んだ・・・

>arizouさん
王蟲の怒りはバーニーの怒り・・・仕方が無いんじゃよ、、、

>たろなおさん
蟲を売るだなんて、そんなことしたら王蟲が怒って、、、

>Hiroさん
世迷言は許さんぞ、おい、つれてけ(><)!



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