■ 銀色のシーズンDVD発売!

待ちに待った、銀色のシーズンのDVDが発売されたので、早速ご購入。
映画館で何度も観たあの映像を、家に居ながらにして観られるだなんて何て言う幸せ!
暑ーい夏の夜、雪山で繰り広げられる物語をテレビ画面で観る。
このギャップが、タマラン。
元ワールドカップスキーヤー・城山銀は、スノーウェディングの為にスキー場へ訪れていた七海と偶然出会う。
七海はスノーウェディング当日、チャペルに設けられた雪のスロープを新郎と手を取り合って滑り降りてこなければならないのだが、スキーをするのも始めてな上に雪を見るのも初めて。
そんな七海にスキーを教える事となった銀なのだが・・・。
この映画の監督は、大ヒットした映画 ” 海猿 ” と同じ人なのだ。
なので、公開前から 『 観客動員530万人、興行収入75億円を記録したあの ” 海猿 ” の羽住監督が送るエンターテイメント超大作! 』 みたいな煽り方をしてたんだけど、興行収入も観客動員も、遠く海猿には及ばなかったんだな。
観た人の感想も、結構手厳しい意見が多く見られた。
だからと言って、銀色のシーズンが駄作なのかというと、決してそうでも無い。
自分もそう思ったんだけど、プロモーションが全然ダメだったと思う。
まず 『 海猿の〜 』 って感じの煽りが、もう何と言ってもシラける。そういう煽りで成功した例って少ないと思うんだけど、雑誌でもウェブでも映画館やテレビの予告でも、イヤになるくらい 『 海猿の監督が作ったんだよ!だから面白いはずだよ! 』 って言われてるようで、実は観る前にゲンナリしたのだった。
それに、単純に宣伝が足りなかった。絶対的に宣伝が充分ではなかった。
最近公開されて大ヒットした、水谷豊主演の ” 相棒 ” って映画があったけど、映画公開に併せて水谷豊が怒涛のテレビ出演行脚を行ったのが印象的だったように、やはりテレビでの宣伝は必須だろうし、ネットでももっと効果的に宣伝できたんじゃないかなぁ、と強く思うんだな。
で、肝心の内容だけども、個人的には見たあとで気持ちの良い映画で、娯楽映画として中々の出来だと思う。
スキー大好き、ってのもこの映画に惹かれる一因なんだけど、むしろスキー自体がクローズアップされているわけではないので、逆に言えばスキーの描写にリアリティを求める人やスキー映画だと思って期待していた人は、ちょっとガッカリするかもしれん。
実際、劇中で主人公の城山銀が白馬のジャンプ台からジャンプしてパラグライダーで滑空するシーンがあるんだけども、スキーやる人ならジャンプした瞬間 『 ビンディング、どうなってんだ!? 』 って失笑してしまうだろう。
それに山の頂上からスキーをするシーンがあるんだけど、一体どうやってそんな短時間でその装備で登ってきたのさ!?って思うし。
でもそもそもジャンプ台からパラグライダーするとか、ふらっと3000メートル級の山に登ってスキーを楽しむとかがありえないシチュエーションなのだから、その辺は 『 そんなビンディング無いだろ〜!インチキだ、この映画! 』 なんて目くじらを立てるのでは無く、楽しんで観るべきだと個人的には思うんだな。
よく口コミサイトなどの評論で 『 雪猿3人組のあとの二人の物語を、もっと掘り下げるべきだ!だから映画が詰まらないんだ! 』 という論調と見かけたんだけど、はっきり言って 『 あんた、ばかぁ? 』 って言ってあげたい。
1時間45分ほどの尺で、そんなところまで掘り下げられるワケが無い。
5時間くらいの映画ならともかく。これは ” 映画 ” っていう物なのだから、それで良いんだよって事にしなければ、成立しないよ。
私をスキーに連れてってだって、布施博とか沖田博之が演じていたキャラクターについて、深く語るシーンなんて皆無だった。だけど映画としては成立しているし、面白い。ドラマとは違うんだからねぇ。
この映画、個人的にはなんと言っても見慣れた白馬三山、八方尾根スキー場の風景がタップリ出てくるだけで感動モノなのだけど、物語も単純明快で明るいストーリーがスッキリしているし、後味も良い。
ってことで、スキーシーズンが始まるまで、銀色のシーズンで目の保養だな。
是非パート2を作ってほしいんだけどな。
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